ミカン仕入れは雪道を悪戦苦闘の連続で・・・。
かなりの方が待っているEMミカンの仕入れ指定日がよりによって今夜。こんな雪の日は家でぬくぬくにしてゆったり過ごすのが最高なのに、蒲郡までタウンエースでノーマルタイヤで行かねばならない。とにかく最悪。嫌な予感がしきりとよぎっていた。店を早めに閉めて夜の7時に出発。なんとか23号線で行き、田舎道であと70mのところで軽い坂が滑って上れない。しかしバカのようにローでふかして上れた。と言っても3ヶ所立ち往生した。
そして着いたところも坂で完全に立ち往生。ミカンを積めば重みで動ける予感がしたが、やはりミカンを積んだら動けてとりあえず帰りの発進。これも予想通り。そして余裕で雪の夜道の写真を撮った。
ところがここからが地獄。23号線に入ろうと思い、この後右折して坂道で完全に立ち往生。30mくらいバックして戻って町中へ行った。
イオンを過ぎて愛知工科大学の手前でまた立ち往生。仕方なく100mくらいバックして海沿いの国道に変更。
とにかく平坦な道を求めて走り、西浦の方へ行き、そして海岸沿いに近い国道をひたすらサードとセカンドで20~28km/hで走り我慢の一徹。そしてゆるい坂をなんとか上り切り、吉良、西尾と帰ってきた。店に着いたのが10時35分。8時前にミカン屋さんを出て普通なら45分で戻れるのに2時間40分くらい。ホント参った。しかし若い頃スキーに行って多少なりとも雪道に慣れていて良かった。途中で蒲郡駅近くのホテルに泊まろうかとか、友人の所へ行って泣きを入れて泊めてもらおうかとか少々考えた。
とにかくこうして我店についてミカンを運び入れた。
当分、EMミカンはしっかりあります。もっとも予約だけで80kgはすぐ出ていきます。味見したら、実にいい味です。お楽しみに!
酒に燗をつけて飲みながらこれを書いています。ホントにホッとしました。そして厳しかったけれど、本当にいい体験、いい経験をしました。